塩田富雄です。現在は埼玉県の中央に位置する入間郡に住んでいます。
年は三十歳で、家族構成は私と高齢の祖母の二人です。
年収は四百万円ほどで、現在は、パソコンの販売を行っています。
パソコンの販売とはいっても、店舗に立つことはもう少なくなりました。
いまは、パソコンの販売を行う部下を、指導する立場にあります。いわゆる新人の研修などをしています。
【 テレワーク中のスケジュール 】
- テレワークでも一応スーツに着替えます。
- まず全員に、そろそろテレワークが始まるが大丈夫か、とメッセージを送ります。
- スカイプを起動し、最近は課題を出しているので、その答え合わせをします。
- 課題にわからないことがなかったが質問します。
- 新しい課題を提示し、それに取り組ませます。
- 昼休み
- また新しい課題に取り組ませます。
こんな感じで一日を過ごしています。不安だろうと思うので、五月の下旬になれば勤務が始まる、などと元気づけて、終わりにします。
テレワーク化の導入と新人研修時期の混乱について
やはり、非常事態宣言がきっかけですね。わが社はいままで、テレワークで仕事をすることはありませんでした。
ですが、外に働きに出ることが危ない以上、対処せざるをえません。
上の人間たちが話し合い、全員に家にパソコンがあるか確認しました。ですがパソコンを持ってない従業員もいました。
そのためまた会議です。
若い従業員の一人が「スマートフォンでもスカイプが使えます」と言い、「じゃあ」ということでスカイプを使ってのテレワークが決まりました。
ですが、私もそうでしたが、スカイプの使い方がよくわからない人もいます。
そのため、会社にいるメンバーたちを集め、スカイプの使いかたの指導が始まりました。
ですが、使ったことがない人ばかりでパニックになりました。
残業代を出すので残って、一度皆で、ここでテレワークの予習をしようとなりました。
また私は新人の研修をする時期でした。
研修には資料が必要ですので、とりあえず一週間分の資料をすぐ印刷し、新人たちに配りました。
新人たちは不安でしょうから、私の上司から、新人全員に話をしました。
大変な時期なので、しっかりと安心させる必要があったのです。
新人も大変ですが、私たちも当然大変でした。
帰る直前には、新人の一人が「テレワークは難しい」と言い出しました。
なぜなら、スカイプはかなり容量を食います。ですので、家にWi-Fi環境がないと、使用は厳しかったのです。
私たちはそのことを分かってなかったので、また議論になりました。
結局、Wi-Fi環境がない従業員には、出社してもらうことになりました。
突然のテレワーク化で環境設備が整わない
突然テレワークを告げられたので、特にこれと言った設備はありません。
家に元々あったものを活かして、何とかテレワークに対応している感じです。
私の場合は、パソコンがあるので、パソコンに初めからついているカメラを使っています。また家には光回線を引いてあるので、そのWi-Fi環境を活かして、テレワークをしています。
マイクもカメラも安いパソコンのものなので、画質も音質も、どうやら今一つのようです。
作業部屋は自分の部屋です。
もちろんテレワークが決まると、慌てて片づけました。散らかった部屋でテレワークでは、さすがに怒られてしまうでしょう。
正直、この片づけが一番大変でした。
部下たちはiPhoneなどを駆使して、テレワークをしていました。
これは新人にとっても同様で突然の店舗指導がオンラインに変わったので、混乱必須という感じです。
テレワーク化のメリット・デメリット
テレワークのメリットは、何といっても通勤時間がなくなることでしょう。
会社から近くて、ニ十分ほどの人もいます。
ですが多くの従業員が、職場まで一時間近くかかります。往復で二時間です。
この通勤時間がなくなった点は、非常にありがたいと言えるでしょう。
またずっと家にいるので、昼休みに、自分で料理を作ることができます。
いつもは時間がないので、お弁当を作れず、外食になってしまいます。そうなると、当然高くつきます。
ですが昼が自炊になりましたので、金銭的には助かりました。
冷暖房の調節も簡単になりました。
職場では暖房がきいており、時々空気が悪くなって、ムッとすることもありました。
ですが暖房の調整も、換気も、完全に自分の意志で行うことができます。
この点はありがたいですね。自分は暑がりなので。
一方でデメリットは、やはり家族の存在ですね。
同居している高齢な祖母が、まずテレワークが何かわからないので、説明しないといけませんでした。
ただ祖母には、テレワークが何かわからないので、そこには苦労しましたね。
また近所の生活音にも悩まされました。
私が住んでいる家のそばには、バス停があるなど、そこそこ交通量が多いんです。
「バスが止まります」と言う音が外から聞こえてきたり、また近所で子供が騒いでいると、全部聞こえます。
また風が強いときには、その風の音をマイクが拾っているんじゃないかと気になりました。
そういう意味では、リラックスはできましたが、集中力は少しそがれましたね。
テレワークは本当に普及するのか?今後の見通し
今後テレワークはますます増えていくに違いないと思います。
今回はコロナという天災が原因でしたが、例えば台風や大雪の日に、テレワークになるということが、将来増えるのではないでしょうか。
また正直な話、会社にいないといけない仕事もありますが、在宅で十分な仕事も多いでしょう。
それらが将来、どんどんテレワークになるのではないでしょうか?
たとえば、出張をすることは、昔は普通でした。
ですがこの出張では、会社は交通費や宿泊代を出さないといけません。また、出張する従業員には非常な負担です。
可能であるなら、出張をテレワークに置き換える動きが来るかもしれません。
またこれから就職や、転職をする人には、パソコンは必須だということを伝えておきましょう。
テレワークをするにあたって「スマートフォンしか持ってない」という部下が、何人もいました。
もちろん会社は「パソコンを絶対に買え」とはなかなか言わないでしょう。
ですが、会社としては「当然パソコンくらいは持っているもの」と考えています。
ですので用意しろと言われなくても、パソコンはちゃんと購入しておいてほしいです。
また家の片づけですね。
テレワークが突然だったので、今回はしょうがなかったのですが、テレワークをする部屋は仕事場です。
もし、テレワークを将来することがあるなら、カメラに映る範囲だけで結構ですので、ちゃんと片付けておきましょう。
突然ではないテレワークでは、それは常識となります。
多少の生活感はしょうがないですが、整理整頓は基本です。
あなたの会社にいつ導入されるかどうかはわかりませんよ?